一般的なむし歯や歯周病、入れ歯など、総合的に診断・処置を行います。
なるべく痛くないように、なるべく削らないように、必要最小限の治療を心がけています。
歯は削ると元には戻りません。神経をとると歯はもろくなります。だからできるだけ削ったり神経をとることは最小限にとどめ、手入れのお手伝いをし、いつまでも自分の歯で生活できることを目標にしています。
むし歯は小さいうちに治療すれば、痛みもかなり軽減され時間や回数のかかる処置も回避することができます。
そのため、小さい虫歯を見つけるのに、お口の定期検診は大変重要になります。
むし歯が沢山あるからと諦めていませんか?
前歯のむし歯を気にして来院された患者様です。前歯は保険の範囲内で治療を行いました。口元を気にしなくて済むようになり笑顔が増えたそうです。
▲治療前
▲治療後
見た目が悪いと気にしていませんか?
前歯の隙間を気にされていた患者様です。健康な歯は削ることなく、隙間をレジンというプラスチックで埋めて隙間を無くしました。保険の範囲内の治療です。
▲治療前
▲治療後
みなさんは次のようなお口の中の症状がありませんか?
これらの症状がありましたら歯周病にかかっている可能性があります。
40歳以上の約8割がかかっているとされる歯周病は、歯の周りについた歯垢(プラーク)が歯と歯ぐきとの境目の歯周ポケットと呼ばれる溝に入り込み、歯を支える歯周組織(歯ぐきや歯を支えている骨など)が炎症を起こし、進行すると骨まで破壊してしまう恐ろしい病気です。
歯周病のサインは歯ぐきが腫れる、出血する、口臭が気になる、歯がグラグラして痛い、噛みにくい等です。しかも歯周病の初期の頃は症状がなく、気がつかないうちに進行し自覚症状が出た時には手遅れという事も多いのが現状です。
みなさんは少なくとも1日に一回は歯を磨いていると思います。しかし「磨いている」のと「磨けている」のは違いますね。歯医者に来られる患者様から、よく「歯は磨いているんだけどなんでむし歯や歯周病になるのですか?」と聞かれますが結論から言うと磨いているけど磨けていないということだと思います。木暮歯科医院では患者様ご自身にあった正しい歯磨きの仕方をご説明しております。
また歯周病は歯を失うだけの病気ではありません。
歯周病の細菌が歯周ポケットから体内に慢性的、持続的に侵入し、血管を通して全身に行き渡り、糖尿病や心臓血管疾患、低体重児出産、早産などの全身疾患の原因様々な影響を与えると言われています。
一生ご自身の歯で噛めるよう、歯の定期検診を受け、早期発見し、確実に治療し、予防処置を受けていただく事をお勧めします。
歯がグラグラする、見た目が気になると来院された患者様です。患者様ご自身の徹底した歯ブラシと歯科医院での歯周病治療を行い、ここまで回復しました。治療は全て保険の範囲内です。現在はこの状態を長く続けるために定期検診を行っています。
▲治療前
▲治療後
当院では歯周病治療に位相差顕微鏡という装置を使ってお口の中にいるばい菌を確認した上で治療を行っております。
患者様のお口の中からほんの少しだけ歯垢(プラーク)を採取して、それを位相差顕微鏡で観察します。ほとんどの患者様の口の中に歯周病菌やカビ菌が見られます。実際にお口の中の様子を見ていただくと歯周病への認識が変わることと思います。
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