ボクシングやK1などの格闘技の選手やラグビーの選手が口の中に入れているのを見ると思います。
マウスガードをスポーツ時に着用することで衝撃を軽減し、歯が折れることや顎の骨折、歯によって口の中が傷つくことを最小限に抑えられます。
またマウスガードを着用することで体のバランスが安定する、筋力、特に瞬発力のアップがみられるという報告もあります。なによりマウスガードをつけているという「安心感」が思い切ったパフォーマンスを引き出すのではないでしょうか?
マウスガードにはスポーツ用品店などで販売されている簡易型のものもありますが、口をあけるとすぐに落ちてしまったり、正しい咬み合わせができず顎関節を痛めたりなど、かえって危険なことがあります。
歯科医院で型をとって精密に作るものが安全です。
■義務
■一部義務
■義務ではないが有効
■マグネット式義歯をご存知ですか?
残っている自分の歯の根に磁性金属をうめこみ、入れ歯側に超小型磁石を取り付け、義歯を磁力によってピッタリ吸着させます。金属製の留め具もないので、見た目にもきれいです。
※歯の根の部分が残っていない方は適用できません。
※マグネット式義歯は自費診療となっております。
■マグネット式の義歯は見た目がきれい
入れ歯を固定する金属の留め具がないので、見た目に違和感がなく、他人の目線も気になりません。
■ピタッとはまり、着脱もカンタン
強力な磁石が引き合って吸着されるので、入れ歯を近づけるだけで所定の位置にピタッとはまります。わずらわしい留め具がなく、はめやすいので、介護が必要な患者さんのケアにも最適です。
従来の金属バネを使った部分入れ歯(保険入れ歯)は、残った自分の歯に金具をかけて固定しますが、この金具がお口を開けた時にどうしても目立ってしまいます。
ノンクラスプデンチャーはナイロン樹脂で作られた、薄く・弾力性に優れた全く新しい入れ歯でお口を開けたとき金具が見えないので審美的です。
ノンクラスプデンチャーは自費診療となっております。予防歯科の目的は大きく分けて2つあります。
下のグラフは平成17年のデータですが、日本人の平均残存歯数(残っている歯の数)です。
80歳の時点で平均8本ほどしか残っていません。
しかし海外の国々ではどうでしょう?
次のグラフを見てください。
日本と大分違いますね。原因は何でしょうか?
世界で一番予防が進んでいるスウェーデンでは歯科の定期検診受診率が大人で80%以上あり、子供にいたっては100%近くが定期検診を受けています。他の先進諸国でも70%ほどの受診率が一般的になってきました。先進国ではこのように歯科に対する関心が高いのに対し、日本では驚くことに、10%以下の定期検診受診率です。これでは虫歯や、歯周病が悪化してしまうのも当然といえます
みなさんは今まで歯科医院は、歯が痛くなってから行くものと考えていたかもしれません。
しかし虫歯になってから歯を失ってからでは手遅れです。また歯周病で溶けた顎の骨、むし歯になってしまった歯は元には戻りません。そのため最近では歯が悪くならないように予防していく事が重要になってきました。
治療する前に予防することがこれからの歯科医院のスタンダードとなってきます。